次の事故は、大学院の卒業祝いに友人と二人で旅行に行ったときのことです。お金も無いので、一泊は私の実家に泊まりました。朝、出かけようとして、実家からでてほんの1kmも走ったかどうかわからないところで、信号待ちをしていました。すると突然、ガンっていう音がして、車が前方に進みました。助手席に乗っていた私は何がなんだか分からなかったのですが、後ろからオカマを掘られたみたいです。20代くらいの女性のドライバーでした。外に出てバンパーのあたりを見ると、かすかに傷がついています。もっとも古い車なので、実は大した損害ではないのですが。ここは当たり前ですが友人が怒りました。どうも、信号待ちで一旦は停車したものの、停車中にカーステレオのカセットテープを交換しようとして、ブレーキから足が離れたそうです。これって結構危ないですよね。結局、近くの喫茶店にいって話し合いをすることになり、彼女も通勤途中なので、できれば穏便にすませたいということで、示談として1万円を渡されてチャラになりました。その女性ドライバーにとっては、私達のように良心的な人たちへの追突でラッキーだったと思います。たちの悪いのにつかまったらトンでもない示談金を要求されます。そもそも、事故現場から動かないで、その場で警察を呼ぶかどうかということをちらつかせて請求すればかなりの額になることも考えられます。何もたちが悪い人というばかりではありません。というのは、この事故によって、免許の点数が減り、保険のノンフりート等級が上がると長期的にはかなりの負担になります。この金額と見合いにするところまでは、合理的に請求しても相手は飲むはずです。でも、そのときには、私達も卒業旅行中で気分よく行楽を楽しみたかったのです。
じつはこれも、そのときには気が付かなかったのですが、私はしっかりとこのときの事故で鞭打ち症状になり、その後何年も、季節の変わり目になると、首の痛みに悩まされることになります。
最近のことですが、あまりに、痛みがひどいので、医者にいってレントゲンを取ってもらったら、首の骨が磨り減って内側が膨らんで神経を圧迫しているそうです。これは首をすげ替えるしか直しようが無いですねといわれて、即座にじゃあ替えてくださいってお願いしたのですが、それは出来ないそうです。出来ないなら最初からいうなよって思いましたがまだ診察が終わっていないので、言うのは止めておきました。近くの看護婦さんに笑われてしまいました。
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